利尻山のてっぺんから滑るという当初の目的は初日のうちに達成。残りの予備日2日間は雨の予報なので、礼文島含めて下界を観光してきました。 |
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利尻町立博物館。利尻島の歴史や生活文化、特有の生物などが写真や模型を用いてかなり豊富に紹介されていて勉強になる。入館料はたったの200円とかなりお得。 |
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礼文島の北の果てスコトン岬。写真の裏側にこぎれいなおみやげ屋、写真の突端から更に下りたところに民宿がある。 おみやげ屋さんの若い店員はやけに都会的な愛想良い接客で、じつに商魂たくましい。訊いてみるとやっぱり地元の人ではなくて札幌出身とのこと。大卒社員が販売実習に来ているのだと思う。民宿も同じ会社の経営らしい。 |
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こちらは利尻島ペシ岬。宿のすぐ近くにあるので帰る日に寄ってみた。どんよりした空からは利尻山が顔を出したり隠れたり。いいタイミングで登れたとつくづく思う。 |
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この時期はどこの湿地もミズバショウが満開。特に礼文島の久種湖にはものすごい数が咲き競っていた。 | エゾエンゴサク。この地域を代表する春の花。こちらでは「あめふりばな」とも呼ぶらしい。やっぱりこの時期は雨が多いのかと空を見ながら妙に納得。 |
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ザゼンソウ。たくさんのミズバショウに混じって咲いていた。こちらの別名は「テクサレ」。手が腐るほどくさいから。 | ふきのとうも道端のいたることろに生えていた。 |
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今回お世話になった「お宿マルゼン」。ご主人がバックカントリーボードや登山のガイドをされているので、登山客の多くはこの宿に泊まりに来るようだ。秋には別の場所で温泉ホテルとして再開するらしい。 |
登山の次の日の晩に訪れたお勧めの居酒屋「力丸」。料理は地元の海の幸がいろいろあっておいしいが、働き者の大将は常に余裕が無さそうに動き回って忙しそう。 ここでカウンターで呑んでいた地元のおじさんと仲良くなった。酒がどんどん進んでTMD先生がうたた寝を始める頃には、最初無口だったおじさんは完全にできあがってしまい・・・ |
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力丸で知り合ったおじさんが2次会に連れて行ってくれた焼き鳥屋さん「月」。TMD先生は深い眠りの中。サシでおじさんの話相手をする。この日は花金。営業時間なんて関係ない感じで、0時を回ってから続々とお客さんが入ってきた。 今回尋ねた鴛泊の飲食店はすべて地元の人のお勧めで選んだ。隣のお店は観光客をぼったくるので要注意らしい。。。 |
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力丸の次の晩に訪れたおすし屋さん。内地で修行していた30才前半の若い大将が、利尻へ帰郷して先代からお店を引き継いだそうだ。利尻の飲食店には、都会の生活を離れてアルバイトしにやってくる若者が多いらしい。お店が町が決めた(?)基準でしっかりと面接をして、厚給で雇っている。そんな生活もいいかなぁと少しだけ思ってしまう。 |
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少しずつ天気が回復していく利尻島を飛行機で後にする。風邪と二日酔いに悩まされたけど、無事目的を達成できて成果は上々。TMD先生お世話になりました。 |
(更新年月日;2010.8.14)
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