富良野岳ジャイアント尾根
【バーデンかみふらの−ジャイアント尾根1500m往復 2007.5.6】



 メインイベントの十勝岳ツアーを終えすっかり満足。しかし快晴だった天気は夕方から段々怪しくなり、夜には雷雨が降る始末。5月の北海道とは思えない蒸し暑さで部屋の窓を開けて眠った。朝になっても空はどんより曇り空。「まぁ雨が降ってないなら、いける所まで行きましょか。」

淡々と出発準備

 白銀荘より少し手前の「バーデンかみふらの」のそばで出発準備。後ろに2つ見える尾根のうち右側がいわゆるジャイアント尾根。空はご覧の通りで1500mくらいから上部は雲に覆われている。結局1日中同じ空模様だった。
後ろが目指す尾根

 バス停の小屋の中にあった雪崩マップ。ジャイアント尾根は木立が無くなる上部が雪崩注意エリアになっている。ビーコン作動を確認。慎重に行こう。(写真クリックで拡大)
ハザードマップ

 スタートは道路に並行して流れる川の渡渉から。「どこか渡りやすいところはないかな〜」と見回しながら下りてゆく。
川へ下りる
ここから渡れるかな〜 水の流れにすこしたじろぐ
 例年より雪が少ないためか渡る場所を見つけるのに戸惑う。

スキーを担いで渡渉
 足を取られないよう慎重に渡渉する。

 無事に渡渉後、少し登って北尾根を巻くとこんどは雪に覆われたベベルイ沢が現れる。
ベベルイ沢

 沢を越えたらガツンと登ってジャイアント尾根に取り付く。僕はここで何度かずり落ちて他の2人に遅れてしまった。湿った雪の急な登りはムヅカシイ。。。
スノーシューで直登する17柿
ジャイアント尾根を登る1 ジャイアント尾根を登る2
 あとはひたすら尾根を登る。緩い斜面なのでサクサク進む。


 すると徐々に木立が少なくなり開けてくる。
「滑りやすそう」と喜ぶの図

 木が無くなってハイマツが見えるあたりで1500m。ここから上は天気が良くない。時々みぞれが落ちてくる。
壱「この辺で終わりにしときましょうか。」
今回の終点付近

 尾根の上は曇っているが、下は晴れている。
休憩&滑降準備
ここから滑る 続いて17柿

 滑降開始。雪は重いがザラメ雪ならなんとか格好がつく滑りができる。
17柿2

 快調に飛ばす!?
(写真をクリック)
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樹林帯へ ベベルイ沢へ滑り込む
 だんだん木が増えてくるものの、おおむね思い通りに滑ることができた。


 もとの渡渉ポイントに着きました。おつかれさん。
滑降終了

 残念ながら3日目は結局ずっとこんな天気だった。

 とはいえ、今回の十勝は予定通り3つのコースを消化できて上出来。また行きましょう。
 
どんより曇り空
(更新年月日;2007.08.18)

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