三段山
【吹上温泉白銀荘−三段山往復 2007.5.3】



 壱は就職に伴い去年東京から北海道へ引っ越し、今は苫小牧に住んでいる。これはもう北海道で山スキーするしかない! ということで、壱のプロデュースにて十勝連峰を滑ることになった。静岡から参加の17柿と関西から参加の僕は千歳空港と壱と再会し、壱の車で上富良野へ。ふもとのフロンティアフラヌイ温泉に泊まりつつ、天気の様子を見ながら日帰りツアー3本をやることになった。


 霧の朝の初日は三段山。前日にフラヌイ温泉に到着し、天気予報を見ながら協議した結果、壱の初めの計画通り、一番天気の良さそうな2日目に前十勝(結果的に十勝岳)に行くことにし、初日は壱&17柿経験済コースの三段山に登ることにした。

 「そのうち晴れるやろ。」とゆっくり歩を進めるが中々晴れなかった。小雨がパラついてテンションは低値安定。頂上付近でグダグダしているとようやく青空が見えた。
白銀荘を出発

 ということで、いきなり頂上の写真。

 大勢の山スキーヤーがたかっている。僕らが登っている間はほとんど人に会わなかったが、晴れるのを待ち構えたかのようにどっとやって来た。
狭い山頂に人が集まる

 お約束の記念撮影。三段山の標識が見えるアングルで。
三段山山頂

 雲が取れて十勝岳が顔を出す。

 きれいな白い三角錐。おいそそう!
(もちろん滑るのが!)
十勝岳
三段山上部
 たのしいたのしい三段山の滑りがスタート。雪質はやや重いザラメ。北海道で滑り込んでいる壱は不満そう。でも4月に白馬山ノ神で悪夢の苦行(?)を積んできた自分には快適そのもの。
photogenic Ichi
 壱は不満を言いながらもさすがの滑り。2年前よりもさらに躍動感が増している。
He is getting more photogenic!
taking off
 17柿も元気元気。小さなコブを見ると必ず180に挑戦!
白銀荘へのスロープ
 切り開きのスロープを白銀荘へ。上部からは下り口が少し分かりにくかったが、1段目に出ると後はオートマチック。
片付け
 2時過ぎに白銀荘に到着。
予定通り残った時間でビーコン操作の練習をすることになった。

 1人がビーコンを雪の中に隠し、残りの2人が探す。
オブジェのような壱

 「ん、ここが怪しい。掘れ掘れ。」

 3〜4回練習したが、どの回も見つけるのに10分かからなかった。隠す範囲が限られていたからということもあるが、さすがの性能を素人なりに実感。
ここ掘れワンワン

 あたりをつけたらスノスコで掘り出す。

 捜索中スノスコ(シャベル)、ゾンデ棒(プローブ)は常に携行する。ビーコン操作に集中できるよう、スノスコには肩から掛ける紐が着いていた方が良い。赤倉でレッスンを受けて習ったことを思い出した。
ありました〜
まっすぐに伸びる道路
 ビーコン練習の後は白銀荘の温泉で汗を流し下山。夕食は壱のオススメで富良野のカレー屋さんへGO。時間が経つにつれどんどん雲がとれていき、下界に下りた時には快晴。十勝連峰のパノラマが車窓からきれいに望めた。山も道路も本州とは違う。でっかいどうほっかいどう。
Doxon!
 小さなログハウスのカレーショップ「唯我Doxon(独尊)」。屋内は満員だったので2階ベランダの席へ。僕が注文したのは自家製ソーセージカレー。スパイシーなカレーはちょっと寒くなってきた屋外で体を温めるには丁度良かった。
フラヌイ温泉の夜景
 宿に使った「フロンティアフラヌイ温泉」

 ライトグリーンの派手な照明。公営の入浴施設には見えない。。。

2日目(十勝岳)へ

(更新年月日;2007.08.18)

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