十勝岳
【吹上温泉白銀荘−十勝岳往復 2007.5.4】



 前日の様子&天気予報で晴れ間違いナシとのことなので、今日は迷わず十勝岳本峰へ。一応予定は前十勝岳だが、計画段階から行けそうなら十勝岳まで、という腹づもりだった。


 昨日と同じ白銀荘からスタート。北側の林を抜けて一旦沢へ下りる。メインルートへ取り付くまでに小大2本の沢をまたぐ。
沢へ下りる

 ん〜、スカッ晴れだーー
大雪の山々を望む

 斜面を斜め方向にガシガシ登る。ほぼ一面白いので真っ直ぐ目的地へ向かうことができる。
おりゃー、がしがし

 斜面を登りきって台地上のグラウンド火口へ出ると十勝岳が見える。ここからあとひと登り。
グラウンド火口から十勝岳

 最後の登りはさすがに急なのでスキーを担ぐ。風も強い。
笑う壱

 5時間の登りを経てついに念願の山頂に到着。後ろはたぶん富良野岳。
十勝岳山頂

 前回と打って変わって元気な17柿。風は強いが気温が高いのでそんなに寒く感じない。
強風の山頂
十勝岳をバックに滑る17柿
 そしていよいよ滑降スタート。上部はさすがに雪質がいい。山頂からスキーで下りれた。

 下から大集団が登ってきた。先に滑った17柿が集団に紛れて分からなくなるくらい広い斜面。
17柿を探せ!
いついかなる時も絵になる壱
 続いて大斜面を気持ちよく飛ばす壱。

 眺める先が帰る方向。平らなグラウンド火口で一旦雪が途切れている。今年は雪が少ない。
グラウンド火口をのぞむ
斜め下へとトラバース気味に滑る。
 火口の縁を越えると再び広い斜面へ。当然雪質は上部に劣るが、白い斜面がずっと広がるありがたさ。下まで滑って下りれる。

 前十勝の火口の噴煙。噴煙が上がる火口はここだけだった。
前十勝の噴煙
十勝岳非難小屋上部
 斜めへ斜めへ。もと来た所へ向かって滑る。伸びやかな山肌はスキーに向いている。

 下まで下りきって、浅い沢を上り返したらゴール間近。壱の後ろは気象観測用の小屋。林の中を5分ほど行けば白銀荘。
百葉箱?

3日目(富良野岳ジャイアント尾根)へ

(更新年月日;2007.08.18)

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