To The Summit (Mt. Whitney Trip)

□■□■ Mt. Whitney ■□ 8月16日 登山1日目
Whitney Portal〜Trail Camp


 2泊3日の予定で登山に出発。今日は3600mのTrail Campへ向かう。登山口ですでに2500m以上。天気はぜんぜん心配なし。

Entrance entrance gate
 登山口にバネばかりがあったので軽量。23kgぐらいあった。もちろんポンド表示。
this is my direction!
 最初のつづら折りを1時間程登ると行く手の視界が開けてくる。稜線が白いのは雪ではなくて岩。南の方角からハンググライダーが飛んでくるのを見かけた。
Lone Pine Lake
 静かなたたずまいのLone Pine Lake。登山道から少しだけ外れたところにある。ここから少し行くと森林限界。
Mount Whitney Zone
「Mount Whitney Zone」
「日帰りも泊りがけも許可証が必要です。」と書いてある。

 ここへ着く前に「permit lineはどこですか?」と尋ねた韓国人ファミリーは、これを見て引き返していった。
Trail Camp
 キャンプ地のTrail Campにある溜め池。15時前に到着。

 時間的には順調だったが、昼食をとった辺りから高山病の頭痛が始まった。。。体で他に異常のあるところは無いが、ズキズキと痛み続ける。楽しくないよ〜;;

 池のそばがキャンプ地。砂れき地なので張る場所に困らない。

 水も池に流れ込む沢から汲める。他のキャンパーたちは塩素の錠剤を入れて消毒していたが自分は生水をそのまま飲んでいた。それにしても頭が痛い・・・
camping at the highest location in my life!
hungry squirrel 1 hungry squirrel 2
 昼間でもちょっと目を離すとリスが米袋をかじっている。アメリカの野生動物は油断がならない。日本は人も動物もシャイだな、と思う。



 キャンプ地にはトイレがあった。ビジターセンターで汚物持ち帰り用の袋(Pack-Out)を渡されていたから意外。壁に説明書きがある(下の写真)。
bathroom

 ただしここのトイレはキャパがある。1年で分解できない量の汚物が溜まると閉鎖される。何でもかんでも捨ててはいけませんよ、と書いてあります。(写真クリックで拡大)

 ちなみに配給されたPack-Outは単なる袋はなく、ゲル状になる消臭剤が入っている。結局使わなかったので持って帰った。未開封のまま記念に持っています。
instruction

 頭が痛いのでしっかり食べて早目に就寝。後で分かったが、沢山食べるのは逆効果。高山病とは脳の酸欠、そこへ食事をとりすぎると消化に酸素が奪われ、さらに苦しくなる。結局真夜中に目が覚める始末。。。

(更新年月日;2024.8.18)

次のページへ


ベイエリア滞在日記トップへ

トップページへ