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Life Shot !

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(Updated;9/3/2012)


9/1/2012  伊吹山

9月になっても山頂一一帯は花だらけ クサボタン

 出国前なら百名山、というキーパーさんのお誘いで伊吹山に登ってきました。
 最近ゲリラ豪雨が多いので、山頂で雷にやられないかと心配したが、頂上が曇る程度で雨は降らなかった。風もあり山頂は少し寒いくらいだったので、完璧な晴天でじりじり焼かれるよりもラッキーだったかも。9月に入ってもまだまだ残暑が厳しいこの時季に関西の山に登るのは僕にとっては珍しいが、花の種類の多さにさすがは伊吹山だと思った。周りの山とは明らかに植生がちがう。



8/11/2012  蓼科山

胸突く感じの最後の登り 山頂は意外と広い

 赤岳に続いて、本題の諏訪富士こと蓼科山に行ってきました。
 3月にスキーで来たとき目に止まった端正な山容が印象に残り、登ってみたいなあと思ったのが蓼科山を選んだきっかけ。午後から天気が崩れる予想だったので、一番標高差の小さい大河原峠から往復することにした。山は下から上まで石がゴツゴツして歩きにくい。富士山のようにそびえている理由に納得した。けど意外と山頂はだだっ広くて、沢山の登山者も自然と分散して休憩していた。割と短い時間で景色の良い百名山の頂上に立てるとあって、今回も沢山の人が上りに来ていたが、初心者が登るにはちょっと歩きにくいかなあ。



8/10/2012  八ヶ岳の赤岳

山頂から富士山が見えた 登った赤岳を仰ぎ見る

 初めての八ヶ岳山域。初顔合わせということで、あいさつがわりに赤岳に登ってきました。
 地元の友達と次の日に蓼科山に登る約束をしていた。僕は八ヶ岳は夏冬通して登ったことがなかったので、折角長野に行くならと、1日早く出かけて最高峰の赤岳に登ることにした。天気は見てのとおり一日中好天だったので、最短コースの美濃戸からの往復でゆったり歩くことができた。美濃戸から行者小屋へ向かう途中は苔むす森で、涼しくしっとりした雰囲気が気に入ったのに、写真を撮らなかったことに少し後悔。
 登山中、学生時代にお世話になったワンゲル仲間が赤岳鉱泉で働いているのを思い出し、飛び込みで訪問してみた。今は行者小屋で週末だけ働いているそうだが、ちょうど下界から登ってきて赤岳鉱泉の小屋で休んでいるところで運良く再会することができた。次来るときは宿泊を予約して、大阪のワンゲル仲間を連れて地酒を持ち込むつもり。



7/15/2012  白山

甚之助ヒュッテは雨雲の中 花の写真を撮る

 こんどはこちらがキーパーさんを誘って白山に登ってきました。
 本当は1泊2日で行くつもりだったが、雨の予報で直前に計画変更。ふもとの加賀市ノ瀬にキャンプして日帰りで別当出合から往復することになった。ベタなルート、3連休の中日ということで雨の中でもかなりの人出。先月の三十三間山と対照的に色々な花(と山ガール)で華やかな雰囲気だった。白山には何回か登っているが、いつも混雑を避けるから、思えば7月の花の時期に登ったのは今回が初めてだ。人の混み具合的には天気が悪くてちょうど良かったかもしれない。午後になると雨や止み、雲は少しずつ薄れてきた。次の日に梅雨明けが発表された。



6/30/2012  三十三間山

お昼寝 帰路につく

 キーパーさんの職場の同僚ほかと若狭の三十三間山に行ってきました。
 三十三間山に登るのは3回目。福井に住んでいた頃に2回登ったが、前回は11年前だから久しぶりだ。梅雨なので雨を覚悟して行ったが、幸運にも下山するまで雨は降らなかった。曇りで強い日差しがなかったので、ヤマボウシの花を見ながらこの時期にしては快適なハイキングを楽しめた。あまり登山者は多くなく、他の登山者は単独か2〜3人の小グループで、のどかな田舎の里山の雰囲気にひたることができた。先に一人で来ていた人が頂上近くの芝生で昼寝しているのが気持ちよさそうだったので、僕たちも頂上での昼食のあと30分くらい昼寝を楽しんだ。頂上の展望はないなど、地味な雰囲気が山ののどかさを保っているようだ。



5/27/2012  猫又山

猫又谷全容 猫又山頂、バックは毛勝山

 山スキーで有名な猫又山にはじめて行ってきました。
 10年くらい前から名前は知っていたが、なぜか行く機会がなく、今回になってようやく初めて猫又谷を滑ることになった。進入禁止の林道が5キロほど続くので、雪渓の近くまで自転車(クロスバイク)を押して上がり、帰りはダウンヒルでガーッと、と思っていのに、自転車のデポ地点に下りてくるとパンクしていた。おかげで後ろにスキー、前に自転車を担いで下りるというみじめな有様。途中まで車を乗り入れていた方に駐車場まで送ってもらって助かった。
 今回は体調が悪いわけでもないのに、なぜかペースが上がらず喘ぎながらなんとか頂上に立った。話に聞いていたとおり石ころや木くずの散乱する汚い雪渓だったが、例年よりは雪が多くてまだきれいな方らしい。汚れた雪渓なので滑りはあんまり期待できないかと思ったが、意外と快適に滑れて猫又谷が山スキーで有名な理由に納得。でもやっぱり板には傷が結構付いてしまい、他の山スキーヤーが古そうな板ばかりだった理由にも妙に納得した。次はテレ板で滑ってみようかな。



4/29-5/2/2012  海外遠征

View form the city of Mt. Shasta Base Camp in Hidden Valley

 かねてから計画していたシャスタ山に行ってきました。
 留学中に地元の人からバックカントリースキーの山としてシャスタ山の名前を知り、春に夜行列車の車窓から見た独立した姿が印象に残り、いつかあそこを滑れたらいいなあ、となんとなく思っていまた。今回自力で計画を実現することができたことにとても満足しています。ご同行のご両名、おつかれさまでした。そして応援してくれたみなさん、ありがとうございました。ちょっとのんびりしたいので、夏ごろに記録をアップします。ゆっくりですみません。



4/8/2012  野伏ヶ岳アゲイン

ダイレクト尾根へ回り込む 北東尾根を滑る

 週末の予定が急遽中止になったものの、日曜日が快晴なのは分かっていたのでどこか近くで山スキーしてこよう、ということで、2月に途中で引き返した野伏ヶ岳にもう一度行ってきました。
 野伏ヶ岳は人気の山で人が集まってくることは分かっていたので、夜明け前に出発するつもりが寝坊してしまった。慌てて出発して他の登山客を追い越しながら一目散に登って山頂にたどり着くと、意外にもまだ誰も来ていなかった。今回は2月に予定して行けなかった山頂の北東側を滑ってみたが、上部はアイスバーンとシュカブラで、滑りが楽しめたのは下部の一部だけ。登っているときは和田山牧場にいい感じの新雪が10cmほどあったが、滑り出す頃には重くなってしまっていて残念。牧場の下の林道も重雪の酷道。まだ午前なのに。やっぱり春先の雪は難しいなあ。



3/20/2012  東谷山

山頂は春の日差し 上半身と下半身がちぐはぐ

 平標山を下山した夜は気温が低いまま。翌朝は快晴だったので帰る前にもう一本、ということで早起きして平標山の北の東谷山を滑ってきました。
 東谷山は地形図を見ると北西に伸びる沢が丁度良い斜度でいかにも美味しそう。ネットで調べると疎林のパウダーランとの記録が多数。ということで沢の突端の出口の国道に車を駐車し、もう1台の車で二居スキー場跡に回り込んで登山開始。二居スキー場の上部の尾根以外は特に急な箇所は無いのだが、やはり雨で固まった雪のせいでスリップして登りには苦労した。でも霧氷に包まれた展望の良い山頂付近の景色にすっかり気分は和み、うららかな日差しの下で快適ツリーランを楽しめた。
 今回の越後湯沢遠征で使ったニューノーマル。軽くて短いので取り廻しはラクで、スピードさえ出さなければ安全に滑ることができる。が、きちんと乗れているかと言えばそうではなく、左右のバランスがイマイチに感じる。サイドカーブの小ささに適応できていないように思う。来シーズンはカービングターンの精度を上げるために、久しぶりにアルペンスキーのレッスンを受けてみようかなあと思う。

  ⇒みなつりさんの記録



3/19/2012  平標山

強風の山頂 谷に滑り込む

 みなつりさんと越後湯沢に遠征したお彼岸の連休。前半は雨で身動きがとれず。寒さが戻ってから山に入り、19日は元橋から平標山を往復してきました。
 雨続きで2日間山へ入る気になれなかったが、前夜からの冷え込みで新雪が10〜20cmほど積もり、冬の姿に戻った山にようやくやる気を取り戻して平標山登山口に向かった。しかし強風と視界不良で入山をためらい、風の弱まった9時に登山開始。新雪の下は2日前までの雨で固くなっていたため、シールの効きが悪く急斜面では苦労した。こんなときはクトーが役に立つのだが、僕は持っていないので慣れないツボ足アイゼンで時々雪に埋まりながら、なんとか頂上にたどり着いた。本当は北へ山越えして土樽へ下山するつもりだったけど、天気は小康状態で相変わらず視界不良とレインクラストした硬い雪だったので、上りに使った尾根に平行する沢を下りて元橋の駐車場に戻ってきた。とはいえ、新雪のおかげで底突きしつつもパウダースノーを楽しめたし、夏冬通してこの山域が初めての自分にとっては、平標山の山頂に立てたことが何よりうれしかった。

  ⇒みなつりさんの記録



2/24-2/25/2012  野伏ヶ岳 1泊2日

テント設営 下山前の記念写真

 ワンゲル現役生を連れ、和田山牧場に1泊して野伏ヶ岳山頂を目指しました。
 「経験の少ない現役生を山スキーに連れていってほしい。」という要望を受け、どこへ行こうか思案。スノーキャンプしたいなあ、ということで、山スキーは日帰りしか経験の無い現役生を首尾良くたぶらかし(?)て、和田山牧場に泊まってきた。初日は雨あがりの快晴で気温が高く、締まった雪上での幕営は夏山のような感じだった。2日目はみぞれとガスの中、シールのトラブルもあり野伏ヶ岳へのダイレクト尾根途中で引き返したが、悪天候、悪雪下でのシール登高、アタックザックを背負ってのスキーの扱い等、現役生はスキルを身につけるいい機会になったと思う。現役生はいつかは自身で計画し、自分たちの力で読図して道を切り拓いてゆくたくましさを身に付けてほしい。



2/12/2012  ラッセル大会 その2(野谷荘司山東尾根中腹〜白谷)

猛然と進軍 沢を滑る途中で。止まると雪深さを実感

 前日にシッタカ谷を滑った3人に加え、昨年富士山でご一緒したバックカントリーボーダーたかやさんも合流し、4人で除雪活動しながら野谷荘司山を目指しました。視界不良のため途中で引き返し沢にドロップしましたが、今までに味わったことが無いほどの底なしパウダーを満喫してきました。
 1日目はバテ気味だったので、もう一日猛然とラッセルする気力が残っているか不安だったが、睡眠時間を十分とれたお陰か、心折れることなく最後までがんばることができた。しかし天気は前日ほど好転してはくれず、ホワイトアウト気味で足元がどこか分かり辛い状態に。ツェルトをかぶって40分待っても状況は変わらず、これじゃあ滑りは楽しめないだろうということで、1500mちょいで登りを断念して白谷方面へ滑り込んだ。すると超快適な沢伝いの斜面がえんえんと続く。途中引き返しとは言えかなり長く深雪の滑りを楽しめた。
 今回はかなりうまく滑れたと思っていたが、家に帰って仲間の撮ってくれた写真を見てみると、上下左右のバランスがまだまだちぐはぐで、ロッカースキーの扱いに慣れていないことが分かった。とにかく練習が必要だが、ゲレンデでオーバーヘッドのパウダーは無い。結局は山に通い詰めるしかないんだよね。ラッセル大会はつづく。
粉雪を巻き上げながら滑る ふもとに戻ってきました


  ⇒みなつりさんの記録
  ⇒maoyukiさんの記録



2/11/2012  ラッセル大会 その1(三方崩山北1897m峰〜シッタカ谷)

雲がとれてきた 広大なシッタカ谷をロングターンで

 白川郷周辺は大変雪深いことを昨年知ったが、山スキーの本にはほとんど紹介されていない。しかしネットを見るとラッセルとパウダースキーの記録が目白押し。関西からも比較的近いし、この山域を開拓しておこうという話になり、みなつりさんと集合してシッタカ谷を滑ることになった。
 集合場所の道の駅に行ってみるとmaoyukiさんの車。3人で頂上を目指してラッセル大会1日目がスタート。出だしは雪が降っていたが、急登を詰めて尾根に登り上げるころには雪が止み、山頂に近づくと晴れてくるラッキーな天気だった。「去年の猿ヶ馬場山(帰雲山)より雪が深い。」なんてコメントも、今シーズンになってスーパーファットスキーに乗り換えた自分には実感が無い。やはりファットのラッセル力は絶大だと実感。けれど寝不足がたたったのか力が入らず、中腹では切なく感じたりもして元気が出なかった。
 シッタカ谷の滑りでは、大量積雪のおかげで広大な斜面に雪煙を巻き上げながら思いのままのシュプールを刻む。存分に贅沢な滑りを楽しめた。

  ⇒みなつりさんの記録
  ⇒maoyukiさんの記録



1/8/2012  栂池〜横前倉山〜北小谷

山ノ神尾根からの夢のようなシュプール シール剥がれ発生!@横前倉山手前

 連休2日目は初日より天気は安定するというので、シーハイルルートとして有名な横前倉山へのロングコースを日帰り縦走してきました。
 このルートは雪崩の危険は小さいものの、かなり長い上に読図も難しいので、何度も経験があるみなつりさんの案内があってこそ走破できたと言える。自分としては現在地が不明確で不安に思う場面も何度かあったが、GPSのおかげで適切なルートどりができ、結果的にはみなつりさんにしっかり頼ってしまった。それでも下山する頃にはとっぷり日が暮れていたので、経験者の同行とGPSは絶対必要だと思う。
 僕のシール剥がれが多発したことも遅れた原因の一つだ。吸盤式のコールテックスのシール(CT40)は、少しでも雪が付くと、もともと弱い糊が効かなくなってしまうので、吸盤が力を発揮する前に剥がれてしまう。結局4回も剥がれる始末で、ゴール近くの林道ではラッセルするたびに外れて厄介だった。十分に雪を落として貼ることと、付け外しを極力減らすようにする必要がある。
 苦労話ばかり書いたが、もちろん滑りはサイコー。滑った斜面のほぼ全てうはうはのパウダースノー、努力の甲斐は十分に報われた。月明かりの下での林道ラッセル中に、丸一日雪とたわむれることができた幸せをひしひしと感じながら下山した。山スキーをしない人から見ればただの変態だ。

  ⇒みなつりさんの記録



1/7/2012  栂池 裏ヒヨ

深雪の海を自由に舞う 若栗の頭への登りかえし

 年始の3連休はみなつりさんと栂池の裏山でがっつり山スキーしてきました。初日は鵯峰の裏、裏ヒヨをすべりました。
 天狗原や白馬乗鞍岳の往復は何度も経験があるが、裏ヒヨは今回が初めて。親沢を滑ったことがあるみなつりさんの案内で、天狗原から鵯峰の裏側へ滑り込み、鵯峰西のコルへ登り返して親沢へつながる沢を滑り、若栗の頭へ登り返した後、白馬乗鞍スキー場へ滑り込んだ。今回はシールの付け外しで計3回違う箇所で深雪を滑ったわけだが、斜面の向きによって雪質が大きく変わることがよく分かった。やっぱり南よりも北向き斜面の雪は軽い。天狗原から栂池へ下りるポピュラーなルートは、南東向きなので結構雪が重くなりやすいんんだなあと実感。
 今回使ったビンディング、TLTスピードのつま先の固定だが、ロッキングレバーにストックを横向きに引っ掛けて両手で引っ張れば、しっかりロックできることが分かった。何でも試してみるもんだと思う。

  ⇒みなつりさんの記録



12/31/2011  赤倉で滑り初め

pontoon at 前山 new normal at 赤倉山付近

 新しい山スキー2台とシールを妙高で山デビューさせてきました。珍しく道具の感想を書いてみます。
 ゲレンデ練習メインのつもりだったけど、妙高でしんしんと積もる雪を見ているとやっぱり山に入りたくなり、30日はポンツーンを履いて赤倉の前山滝沢尾根へ、31日はニューノーマルを履いて杉ノ原スキー場上部の外輪山へ妙高山を見に行ってきた。
 ポンツーンは登りラッセルも滑りも全然板が沈まず、ロッカー+スーパーファットの威力を思い知らされた。板自体はかなり重いのだけれど、深雪の上に立ってしまえば驚異的な浮力のおかげで重さを感じさせない。滑りの際も、何も考えずいい加減に荷重しても操作できてしまう、とってもファジーな板だった。
 ニューノーマルも相当浮力のある板で、トップが全然引っかからず調子良く走ってくれる。ただ、凸凹した斜面では前後のバランスをとるのがちょっと難しく、板の短さを感じてしまう。強く踏み込むとトップが浮き上がる構造のせいで、余計に短く感じてしまうのかもしれない。あと、TLTビンディングの扱いに慣れなくて、つま先の金具の締め付け不足で登る途中に何回か外れて少し戸惑った。まあこれは使っているうちに慣れるだろう。この子たちに合わせた登りと滑りを身に付けたい。

  ⇒みなつりさん 前山の記録
  ⇒みなつりさん 妙高外輪山の記録



12/24/2011  装備拡充

山スキー3台 ベント形状

 昨シーズンまでテレマーク1台で精進してきましたが、色々な事情で僕にしてはめずらしく物欲が爆発、アルペン山スキー2台とそれぞれのシール、兼用靴(山スキーブーツ)1足を揃えて今シーズンに臨むことになりました。

 左から順に、
 ブーツ; Scarpa Maestrale (アルペン用)
 スキー; K2 Pontoon 179cm / ビンディング; Marker Baron
 スキー; Bluemoris New Normal 160cm / ビンディング; Dynafit TLT Speed
 スキー; Atomic Diran 170cm / ビンディング; Black Diamond O3
 ブーツ; Scarpa T3 Plusfit (テレマーク用)

 ポンツーンは深雪専用、ニューノーマルはオールラウンド、テレ板ディランは春スキー用と使い分ける予定。横から見ると逆ベント=ロッカースキーのポンツーンとノーマルキャンバーの他の2台との違いがよく分かる。ロッカースキーはほとんど履いたことがないので、滑るとどんな感覚なのかが不安でもあり楽しみでもある。しかしゴルフクラブのように山に持っていくスキーを選ぶようになるって、大人の道楽だなあと自分でも少しあきれる。さて、あとはツアー計画を妄想しながら雪がしっかり積もるのを待つとしよう。。。



6/4/2011  富士山(須走口から不浄流し)

日の出とともに登り始める 雪渓末端まで滑りを楽しむ

 みなつりさんと、みなつりさんの友人のスノーボーダー、たかやさんの富士山を滑る計画に乗っけてもらって一緒に滑ってきました。
 不浄流しは富士宮口からのアクセスが一番近いけど、地震の影響で日中しか富士宮口5合目に入れないとみなつりさんが教えてくれ、須走口からの往復になった。体調は万全でも、3年前に登った時と同じく空気の薄い中での最後のひと登りがホントにつらかった。不浄流しの滑り出しはクラストした硬い「ナニコレ雪」だったが、下ると緩んで快適なザラメ雪に変わり、3年ぶりに山で納得のいくテレマークスキーができた。今シーズンは深雪に苦戦して思うように滑れなかったけど、シーズン締めくくりの今回は、天気に恵まれ、たのもしいメンバーに恵まれ、気分良く終えることができて満足。アルペン山スキーをそろえつつあるけど、来年も春はテレマークで出かけてみようっと。

 →写真と記録はコチラ。

  みなつりさんブログ(記録)
  たかやさんブログ(近況報告)



4/30/2011  妙高 火打山

登る前の晴れてる火打山 雑談しながら歩く

 maoyukiさん、1月に白川郷の山中で会ったみなつりさんと3人で笹ヶ峰から火打山へ登り、鍋倉谷を下りて来ました。天気は晴れの予報だったのに、見事に外れて濡れネズミになってしまいました。。。

 登るにつれ雲行きが怪しくなり、山頂付近では耐風姿勢をとらないと体ごと飛ばされそうな暴風と横殴りのみぞれ。あと10歩の距離で10分以上かかった気がする。本当は無理しない方が良かったのだろうけど、悪天候の中でも続々と山頂を踏んでいく他の登山者に引っ張られて何とか登り切った。気温が高く雪はゆるんでいたので、ベチャ雪好きの自分には滑りは意外と楽しめたが、谷を下りた後の林道トラバースで今度は雷雨に遭ってしまい、すっかり体が冷えてテンション↓↓。そんななかでも始終ニコニコしている同行2人の姿を見ると、この人たちホントに山スキー好きだなあと変に冷静に思ってしまう。まあ傍目から見れば自分も同類なんだろうけど。

  maoyukiさんブログ(記録)
  みなつりさんブログ(記録)



2/19/2011  平湯尾根〜金山岩

あそこに登ってきたぜ 深雪サイコー

 今シーズンから数年ぶりに山スキー再開のカゲローと、maoyukiさんを誘って金山岩へ。平湯温泉スキー場のふもとから登り、平湯尾根を金山岩へ。下りはワサビ谷中央尾根を滑ってきました。雲ひとつない快晴と深雪に恵まれ、パウダースキーを満喫できました。

  記録はmaoyukiさんのブログへ



1/15/2011  白川郷〜帰雲山

未明の入山 雪中行軍

 再びmaoyukiさんのおさそいで、白川郷の裏山で豪雪の中10時間ラッセルを楽しんできました。

maoyukiさんのメール
「滑りを楽しめるオープンバーンはほとんどなく、上り下りともラッセル地獄となるでしょう。」
こんな話を聞いて山に行きたがるのはマゾか変態ぐらいだと思いつつ、どちらも当てはまる自分は気合を入れて参加。ところが他にも単独行の方、9人パーティと山中で合流。一列になってラッセルを協力したおかげで、登りのトレースが消える程の豪雪の中でも何とか帰雲山にたどり着くことができた。と言っても、12人の中でたぶん一番若いであろう自分はラッセルであまり貢献できず。ファットスキーを装備した気鋭の方々にしっかり甘えてしまった。天気は悪いとはいえ、一応視界があり風も弱かったので、悪条件の中での読図やスキーの扱いなどいいトレーニングになったと思う。へそまでもぐるパウダースノーの滑りは一瞬味わっただけでも病みつきになりそうだ。

  詳細はmaoyukiさんのブログへ



(Updated;9/3/2012)

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